【観戦記08】平成30年度インターハイ予選神奈川県大会 女子2・3回戦結果

2018年6月2日(土)、3日(日)、男子が栃木県開催の関東大会の中、女子は2・3回戦が行われました。


【女子2回戦】
6月2日(土)、横浜清陵会場で行われた3試合を観戦しました。松陽‐横浜清陵戦は点差が開きましたが、そのあとの白鵬女子‐横浜緑ケ丘戦、横浜清風‐綾瀬戦を終盤まで接戦となる好ゲームでした。

印象に残ったシーンは、勝負を決めた横浜清風#5 鈴木さんのスリーポイントです。1回戦の弥栄戦では9本のスリーポイントを沈めましたが、この日は不調。(たぶん)3Qまで1本もスリーポイントが決まりませんでした。

それでも打つべきタイミングではスリーポイントを打ち続けていました。4Q、最初の1本がようやく決まり、追い上げムードに。そして、残り時間は1分を切り、60‐60の同点の場面。鈴木さんにパスが渡ると、迷わずスリーポイントシュートを打ちました。まるで決まるのが分かっているかのような自信に満ち溢れたシュートでした。

以前、ミニバスのクリニックで、「シュートが入れないときはどうすればいいですか?」という子どもからの質問に対して、京都ハンナリーズのとある選手はこのように答えていました。

「普段の練習からたくさんシュートを打っているのであれば、試合で入らなくても打つべき時には打つ。全然練習してないのに、試合のときだけ打つのはダメだよ。練習しているのであれば、シューターなら打ち続けていいと思う」

鈴木さんのスリーポイントシュートが決まったときに、この言葉を思い出しました。

臆することなく堂々と打つ姿から察するに、普段からたくさんシュート練習していたのでしょう。だから、3Qまで入らなくても打ち続けた彼女は正解だと思います。打ち続けたからこそ、最後のスリーが生まれたのです。外し過ぎて申し訳ないとの思いからスリーを打たなくなってしまったら生まれなかったスリーなのです。

たとえ、その試合で1本もスリーが決まらなくても、シューターとしてチームに認められた存在なのであれば、打ち続けるべきなのです。それがシューターの仕事だからです。

外してもリバウンドを拾ってくれる味方がいる、だから外してもまたシュートを打つ、これがチームなのだと思います。決めたのは鈴木さんですが、そのシュートを生んだのは、リバウンドを拾った選手、ベンチから応援していた選手含めたチーム全員なのだと思います。3回戦で敗れてしまった横浜清風ですが、いいチームでした。

【女子3回戦】
6月3日(日)、市ケ尾会場で行われた4試合を観戦しました。ここでも印象に残ったシーンを。プレイのことではありませんが、荏田‐市ケ尾戦でのことです。

ホームゲームということで、男子バスケ部を含めた大応援団が後押しする市ケ尾。対する荏田も同じ東支部で学校も近いことから市ケ尾に負けず劣らずの大応援団。最初から、まるで終盤かのような大声援の中で試合が行われました。

声援のすごさから、おそらく指示が聞こえていなかったのでしょう。市ケ尾の監督が、頭上の大応援団に「応援ストップ」の指示、向かいの応援席にも「静かに」と指示をしていました。

やや荏田に追い上げられていた場面だったので、おそらく細かい指示をコート上の選手に届けるための策だったのではないでしょうか。それぐらいインターハイ予選のホームゲームは、大声援の中で行われているという証拠でもあります。

非常に珍しいシーンだったので印象に残りました。市ケ尾の大声援、本当にすごかったです。

H30IH県大会0603 

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