【観戦記09】平成30年度インターハイ予選神奈川県大会 男子2・3回戦結果

2018年6月9日(土)、10日(日)、女子が神奈川開催の関東大会の中、男子は2・3回戦が行われました。女子の関東大会を観に行っていた関係で、男子の試合は10日の2試合しか観られませんでした。しかし、その2試合が白熱の大熱戦。8決めの試合は本当に接戦が多く、面白いですね。


【男子2、3回戦結果】
H30IH県大会m0610 

関東大会の会場がある川崎から東海道本線で茅ケ崎へ。バスでアレセイア湘南へ向かいました。到着したころには、荏田‐厚木北戦の4Qが始まっており、得点を確認すると10点差、残り時間8分。ほかの観戦者も口にしていましたが、まだわからないなというのが率直な印象でした。

果たして、試合は白熱した展開へと流れていきます。その要因は、"坊主軍団"こと荏田の選手たちの挑戦者らしい気持ちあふれるプレイ。荏田は初戦で東海大相模を倒して勢いに乗っていることもあり、点差が縮まる毎に会場の雰囲気が徐々に変化。アップセットが生まれるそれになってきたのを感じていました。

その空気を必死に振り払う厚木北の選手たち。中でも#4のフリースローが荏田の追撃を跳ね返していました。まだファールゲームに持っていく場面ではありませんが、荏田としては残り時間を減らしたくないことから、できるだけ時計を止めておきたいところ。ファールをして厚木北のフリースローになることは仕方ないことですが、そのフリースローが落ちると願ったり叶ったりの展開です。

そんな中、厚木北#4はフリースローを2本とも沈めます。そのシーンが2度ありました。気持ちで沈めた――そんなフリースローでした。勝ちたいという気持ちをひしひしと感じました。最後は2本とも落してしまいましたが、同点を狙う荏田のシュートをブロックし勝利を引き寄せるなど、チームの8強進出に貢献した選手でした。

昨日ツイートしましたが、荏田の選手は勇敢に挑んだ結果です。負けてはしまいましたが、一人の観戦者として拍手を贈りたいと思います。

荏田 90-93 厚木北


次の試合は、快進撃を続け関東予選で神奈川2位となった横浜清風と市立桜丘の対戦です。この試合を見るためにハシゴしてきました。

アップセットが起こるとその空気が蔓延し、次の試合もアップセットが起こりやすい。学生スポーツではよく見かけることです。アップセットではなかったものの、空気を通常のそれではなかったと言えます。それを敏感に感じ取ったかのように、真骨頂であるバックコートからの激しいディフェンスを見せる横浜清風。

中途半端な気持ちで臨むとトラウマにすらなるだろうなと思わせる”攻める”ディフェンスで市立桜丘を圧倒。前半は横浜清風のペースで終えました。ところが、3Qに入ると横浜清風の得点が止まる時間帯がありました。このチャンスを逃すまいと市立桜丘の選手は果敢に攻めます。前半は苦しめられたディフェンスを突破し、一時は横浜清風を逆転しました。

しかし、ここからゲームを支配したのは横浜清風のエース・中村くんでした。得意のスリーは1本のみでしたが、切れ込んでのジャンプシュート、ときにはノーマークの味方に見事なアシスト、相手のセンターにも負けないディフェンスリバウンドと大車輪の活躍を見せ、市立桜丘の猛追を跳ね返しました。

いつもは抑えている気持ちを解き放ち、ある程度セルフィッシュにシュートにもっていくその姿には鬼気迫るものを感じました。不甲斐ない自分、チームを鼓舞するかのように、次々とシュートを決めていきました。

横浜清風 100-71 市立桜丘


次週、6月16日(土)は男女のブロック決勝が行われます。

■男子ブロック決勝(ベスト8)
A 桐光学園(関東予選1位) - 厚木北(関東予選8強)
B 横浜清風(関東予選2位) - 保土ケ谷(関東予選初戦敗退)
C 法政二(関東予選3位) - 元石川(関東予選初戦敗退)
D アレセイア(関東予選4位) - 厚木東(関東予選5位)

■女子
ブロック決勝(ベスト8)
A アレセイア(関東予選1位) - 湘南(関東予選初戦敗退)
B 鵠沼(関東予選2位) - 相模女子大(関東予選7位)
C 旭(関東予選3位) - 市ケ尾(関東予選5位)
D 座間(関東予選4位) - 元石川(関東予選5位)

上記男女8チームはウインターカップ神奈川県予選に出場します。一部、夏で引退する選手もいるかもしれませんが、一応、「引退」が延びたチームということに。そして、ベスト4に進出すると、そこからは決勝ラウンドとなります。次週も楽しみですね!

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